妊娠中の感染症 ~ アデノウイルス ~

アデノウイルス感染症とは
アデノウイルスによって
引き起こされる感染症
「発熱 / 咽頭炎 (のどの痛み) / 結膜炎 (目の充血)」
が主な三大症状としてあらわれるため、
「咽頭結膜熱」
プールの水を介して流行することが多く
「プール熱」 とも呼ばれています。
アデノウイルスは感染性が極めて強く、
感染性胃腸炎、ライノウイルス等と共に、
「風邪症候群」を起こす主要病原ウイルスの一つで
こどもに多く発症しますが、
大人への感染もあるので二次感染の注意が必要です。
年間を通して発生しますが、
主に6月末頃から夏季にかけて流行します。

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~ アデノウイルスの感染について ~
アデノウイルスの主な感染経路は、
咳やくしゃみによる「飛沫感染」
ウイルスが付着し感染する「接触感染」
また、塩素濃度の管理が不十分な
プールに入ることでも感染が起こります。
アデノウイルスは、51種類もの型に分類され
(51種類の血清型および52型以降の遺伝型)
型によって現れる症状が異なり
また型が異なれば再感染することがあります。
潜伏期間は5~7日
なお、症状が治まった後も、
咽頭からは7~14日間、便からは30日間程度は、
ウイルスを排出し続けるため、
感染者からの二次感染をいかに防ぐかが重要です。
大人はかかっても重症化することの少ない
アデノウイルスですが、
妊娠中の場合は注意が必要です。
~ 妊娠中の感染予防 ~
「外出時のマスク着用」
「帰宅後のうがい手洗い」
「十分な睡眠」
「免疫力を高める食事」
家族が感染した場合は
できるだけ接触は避け、
こまめに手洗い・手指消毒・うがいを行う。
●便にもウイルスがいるので、
赤ちゃんのおむつ交換の後は、
しっかりと手洗い・手指消毒をする。
●タオルや洗面器などの共用は避ける。
●ドアノブや手すり、おもちゃなどは、
できるだけこまめに消毒用エタノールや
次亜塩素酸ナトリウム(0.02%)で消毒する。
~ マタニティスイムの注意点 ~
妊娠中は免疫力が低下するため、
普段よりも感染症リスクが高まります。
妊娠16週以降で
必ず医師の許可が必要です。
医師の許可を得ていても体調に違和感や、
おなかが張る場合は中止する。
●衛生管理(シャワー室等)の行き届いた施設で行う。
●マタニティスイミングのプログラムがある施設で行う。
(助産師が常駐しておりトラブルにも対応できる)
●適切なウエア(マタニティ水着)で行う。
●プールに入る前後
シャワーを浴び、目をよく洗い、うがいをする。
~ 妊娠中の感染 ~
妊婦中の感染で最も注意すべき点は
高熱による脱水症状です。
脱水になると母子ともに危険になるので、
どうしても水分が取れないような場合は
必要に応じて水分を補給する点滴などを受けましょう。
また、発熱やのどの痛み、
目の充血の他に、
腹痛や下痢などの症状がある場合は注意が必要です。
妊娠後期の妊婦さんの場合、
痛みからお腹が張ってしまう場合や、
陣痛が促進されることもあるので、
これらの症状がある時は早めに受診しましょう。
アデノウイルスに有効な薬はありません。
アデノウイルス感染後は高熱が続くので
妊娠中は特に脱水症状に気をつけましょう。
~ お腹の赤ちゃんへの影響 ~
胎児(赤ちゃん)には影響はありません。
風疹と違って、アデノウイルスが直接、
胎児に影響を及ぼすことはありません。
 当院ではアデノウイルス検査
及び治療は行っていません。
診断日より14日間は来院を控えて下さい。
この期間中に陣痛が来たり破水した時は
電話でその旨お伝え下さい。
同居のご家族が罹ってしまった場合でも
14日間は来院をお控え下さい。
アデノウイルスの種類と病気
国立感染症研究所
咽頭結膜熱について / 厚生労働省
前田産婦人科
〒276-0032
千葉県八千代市八千代台東1-6-17
TEL:047-484-1330

 

 

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